肌荒れ・乾燥はマスクやアルコール消毒が原因かも?今日から実践できる肌トラブル対策

肌の荒れ・乾燥には、さまざまな原因がありますが、マスクの着用やアルコール消毒のしすぎによる肌トラブルに悩まされている方も少なくありません。風邪や花粉症などが流行りやすいこれからの時期はマスクに頼ることもありますよね。どうすれば症状を和らげたり予防できるのか、おすすめの対策を紹介します。

忘れがちな肌荒れ・乾燥対策7

肌トラブルが増えてしまった方の特徴には「こまめにアルコール消毒をしている」「石鹸で何度も手洗いをしている」「マスクを長時間着けている」「マスク内が蒸れてもガマンしている」このような人に多いといわれています。マスクと消毒はキープしつつ、肌荒れ・乾燥に効果が期待できる対策をまとめてみました。

 

1)消毒後はすぐに保湿して手荒れ予防

アルコールで手を消毒した後は、すぐに保湿成分の高いクリームを手に塗ってケアしましょう。保湿を目的とした普段使い用なら、シアバターやセラミド、グリセリンなどが配合されているハンドクリームがおすすめです。肌が弱くてひび割れなどを起こしている状態であれば、ビタミンCやビタミンEが入っているものを選ぶと◎。血行を促進してくれるので、冷え性の方にも効果が期待できます。アルコール消毒をするほど肌荒れしやすくなる傾向がありますので、アルコール消毒をしたら、その分しっかり保湿してくださいね。

 

 

2)正しい手洗いのタイミングで洗いすぎを予防

風邪や感染症対策で1日に何度も手洗いをしている場合は、まず手を洗うタイミングの見直しを。「外から帰ってきたとき」「料理をする前と後」「トイレに行った後」「食事をする前」「咳やくしゃみの後」「ペットに触ったとき」。これ以外で何度も手を洗うと、手の皮膚を守ってくれる「常在菌」の機能が低下してしまい、手荒れや乾燥につながる可能性があります。すでに乾燥を感じている場合は、以下のような対策がおすすめです。

 

 

3)乾燥が気になるときこそ水分補給

乾燥肌は、水分が足りない肌環状態を刺します。ハンドクリームや化粧水など外側からのケアも必要ですが「常温の水を飲む」という内側からの水分補給も大事な保湿ケアのひとつ。喉が乾いたら飲むではなく「喉が乾く前に水を飲む」がベストです。

 

また、水を飲んで水分量をキープすることは、外側からのスキンケア効果を高めてくれる効果も期待できます。暑さが和らぐこれからの季節なら、ハチミツのお湯割りやハーブティーなど温かいものを。暑さが気になる日ならビタミンが摂れる果物や野菜ジュースがおすすめです。

 

 

4)マスクの摩擦はワセリンで保護

マスクを着用したまま口を動かして話すと、摩擦が起きて肌荒れや赤みが出やすくなります。この摩擦対策におすすめとされるのが、マスクをする前にワセリンを塗るという方法。原油を高濃度に生成したワセリンは、薄い保護膜を作ってマスクの擦れや刺激をやわらげる効果が期待できます。肌への刺激が少ないことでも知られているので、パッチテストをして問題なければ、敏感肌さんや乾燥肌さんにもおすすめとされます。

 

 

5)マスク内の蒸れでニキビができたら刺激しない

マスク内が蒸れてニキビができた場合は、肌に摩擦や刺激を与えないことが大切。洗顔するときも濃密なふわふわ泡でやさしく洗い、清潔なタオルで軽く押さえながらしっかり水気を拭き取るなど丁寧なケアが必要です。また、肌の代謝や皮脂量のコントロールに関わるビタミンB2やB6が含まれる食材やサプリメントも◎。疲労にも良い「にんにく」や健康食品の定番ともいえる「納豆」など、ビタミンB群が含まれているのでおすすめです。

 

 

6)赤み・かゆみが出たらマスクの素材や着用時間を変更

使い捨てタイプの不織布マスクを着けて赤みやかゆみが出たら、化繊アレルギーかもしれません。綿や麻、シルクなど摩擦や刺激の少ない天然素材のマスクに変えると症状が和らぐ可能性があるので、まずは試してみましょう。

 

ただし、天然繊維の布マスクを着けても、汚れを洗ったときの洗剤成分が残っていたり、長時間の使用で肌荒れを起こすケースもあります。「マスクを長時間着けるときは、マスクを外す時間を作る」「ソーシャルディスタンスが確保できているときはマスクを外す」など、マスクの着脱にも意識してみてくださいね。

 

 

7)マスクの着脱時は保湿スプレー

お手洗いに行くとき、化粧直しのタイミング、ランチやカフェタイムなど、マスクを外す「ちょっとしたスキマ時間」は、肌を保湿するのに最適なタイミング。化粧水スプレーをシュッとひと吹きして、肌をうるおしてあげましょう。また、マスクの中は高温多湿で雑菌が繁殖しやすい状態です。皮脂や汗を拭いてあげるだけでもニキビ・吹き出物の予防になります。

 

マスクをしている最中に着け外しを繰り返したり、マスクを着用したままでおしゃべりすると、摩擦が生じて肌荒れしやすくなりますので、ちょっとしたスキマ時間を有効活用してくださいね。

 

 

8夜はスペシャルケアで肌疲れを残さない

マスクを外す夜は、丁寧なスキンケアを。化粧水をつけるときは、肌を強く叩かず、ゆっくり手のひらで押し込むようにして浸透させていきます。高価な化粧水を少量ずつ節約して使うより、1000~2000円のお手頃価格で手に入る化粧水でOK。肌をプルプルになるまで思いっきり使う方が、毎日の肌保湿にはおすすめとされています。

 

ただし、ひとつ注意したいのがお風呂での美容ケア。湯船に浸かり、汗をかいている状態でフェイスパックをすると、美容成分が肌に浸透せず、そのまま流れてしまいます。フェイスパックなどのスペシャルケアをするときは、お風呂上がり、汗が引いた状態でパックしてあげると効果が期待できますよ。

 

 

毎日の手洗いやアルコール消毒が、肌荒れや乾燥の原因になっているケースもあることを覚えて、しっかり自分のお肌を守ってくださいね。

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