春のUV対策!肌トラブル予防のための日焼け止め選び

乾燥や花粉の影響に加えて、紫外線が本格的に強くなる春。テレビやネット、雑誌など、さまざまなシーンで紫外線対策を目にしますが、たくさん情報があると何を基準に選べばいいのか分からなくなりせんか?

 

日焼け予防をしているつもりでも、自分が思う以上にできていない方が多いといわれる紫外線対策。肌が敏感になりやすいこの時期に覚えておきたい日焼け止めやサプリメントの選び方についてお届けします。

自分の肌に合わない日焼け止めとは?

UV対策に日焼け止めを使うのは当たり前ですが、自分の肌とTPOに合わない日焼け止めを使い続けると、肌に負担がかかり肌トラブルの原因になります。「SPFやPAが高い=強力なUV対策ができる」と思いながら日焼け止めを使っている方がいたら、今のUV対策を見直す必要があるかもしれません。まずは今使っている日焼け止めが肌への負担になっていないかチェックしてみましょう。

 

□肌がガサガサする

□ブツブツができた

□痒みが出る

□肌が乾燥する

□塗ったときの感じが気持ち悪い

□炎症(赤み)が出た

□肌がかぶれた

□塗ったときにしみる

 

SPF50の強い日焼け止めを数時間おきに塗り直していたら肌がガサガサになってしまった…など、日焼け止めを使った際に上記のような症状が1つでも出ていたら、その日焼け止めは肌に合っていない可能性があります。また、肌が敏感になりやすい春は肌質に合わせて使うものを選ぶべき。乾燥肌ならしっとりタイプを、余裕があれば化粧水や乳液で保湿してから日焼け止めを塗るのがおすすめです。

 

 

SPFPAを選ぶときの基準は?

日焼け止めに表示されているSPFは、紫外線を約97%カットしてくれるとされてもいるSPF30を基準に考えると◎。100%カットされる訳ではないので、塗る量はスキンケアで化粧水をたっぷり顔に塗るのと同じように、日焼け止めもたっぷり塗ることが大事です。

 

■室内で過ごす時間が長いなら

軽く外に出歩く程度、室内で過ごす時間が長いのであれば、アメリカの皮膚科学会で発表された日焼け止めの基準を参考にしてみてください。SPF30以上で耐水性のあるウォータープルーフが推奨されています。

 

■外で過ごす時間が長いなら

仕事での外まわりなど外を中心に過ごす日であれば、SPFは40〜50、PAは+++が目安です。前述に記した通り、強い日焼け止めを使って痒みやブツブツが出てしまった場合は避けてくださいね。また、汗ばみやすい外は日焼け止めが汗で流れる可能性もあります。2〜3時間ごとに塗り直しをすると、より高い紫外線対策が期待できます。

 

多くの日焼け止めには紫外線吸収剤が入っていますが、肌に影響がなければ過敏にならなくて大丈夫。痒みやかぶれが出やすい敏感肌の方は、事前にパッチテストを行うと安心です。心配や不安がある場合は、紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めを選んでくださいね。

 

 

タイプ別でチェック!日焼け止めの種類

ベーシックな液体タイプからスプレー、最近では飲む日焼け止めと呼ばれるものまで登場するなど、さまざまなタイプがある日焼け止め。その種類によって、期待できるUV効果や持続時間が異なります。ここでは日焼け止めの特徴についてまとめてみました。

 

ミルキータイプ

定番人気といえばミルキータイプ。紫外線吸収剤が入っていない肌にやさしいものから汗皮脂に強いウォータープルーフまで幅広くあるのがこちらです。テクスチャーもサラサラ系からしっとり系まで好みに合わせて選べるので世代問わず人気です。これからの季節、冷房が効いている室内でサラサラ系を使うと肌がカサつきやすくなりますので、乾燥肌の方は気を付けてくださいね。外用はサラサラ系、室内用はしっとり系と使い分けるのも効果的です。

 

ウォータープルーフ

日焼け止めの商品パッケージや添付の説明に「汗皮脂に強い」「ウォータープルーフ」と表記されているもの。この表記がなければ、汗をかいた時点で日焼け止めはほぼ流れてしまいます。歩くだけで額に汗が出るような暑い日やスポーツなど体を動かすタイミングなど、汗を掻くシチュエーションにマストとされる日焼け止めですが、ウォータープルーフでSPF50はかなり強い日焼け止め。肌が弱い方は赤みや痒みが出る可能性があるので、その場合は使用をストップしましょう。

 

スプレータイプ

顔にシュッと吹きかけるスプレータイプは、メイクの上からも使えることから女性に人気が高い日焼け止め。使いやすさは抜群ですが、その一方でそこまで日焼け止め効果が高くない可能性があります。スプレー状になるということは、言い換えれば日焼け止めに含まれている成分に水分が多く含まれているということ。そうでないとノズルが詰まってしまいます。通常のミルキータイプの日焼け止めに比べて水分量が多く、日焼け止め効果が期待できる成分が他のタイプより少なめといわれています。通常の日焼け止めをした上で、メイクの上から重ねてスプレーするなど、プラスαのUV対策におすすめです。

 

ジェルタイプ

ベタベタ感が少なく、サラッと塗りやすいジェルタイプの日焼け止め。使いやすいというメリットがある反面、アルコールや添加物が入っていること、ミルキータイプより日焼け止め効果が低い可能性があるといわれています。

 

 

日焼け止めは、その値段も商品によって数百円のものから数千円と倍以上の違いがあります。値段と質は比例しているといわれていますので、購入する場合はパッケージの情報をチェックしておきましょう。例えば、ウォータープルーフなら「耐水テスト○分」と表示されている…など、パッケージ情報は確証があることしか記載できません。自分で判断する際の大切な情報ですので見落とさないでくださいね。

 

 

どれが自分好み?サプリメントの特徴!

丁寧に日焼け止めを塗っても、紫外線を100%カットするのは難しい…。そこで登場するのがサプリメントの存在です。ビタミンCやビタミンEなど、シミやそばかすの予防に期待できる栄養をサプリメントで摂ることが珍しくない今の時代。最近では飲む日焼け止めも登場し、身体の内側からのケアが注目されています。そんなサプリにも、さまざまな特徴があるのをご存知でしょうか?何を優先するか考えていくと、自然に選ぶものが見えてくるもの。ここではサプリそれぞれの特徴を紹介します。

 

「粉末タイプ」

素材をそのまま細かく粉末状にしたもの。苦味やにおいが強く、少し飲みにくいとされるタイプですが、内容成分が損なわれにくく、多くのものは素材の純度が高いため、成分をしっかり体内に摂取したい!という方におすすめです。

 

「顆粒タイプ」

粉末を加工したもの。粉末に比べて粒が大きめで、水に溶けやすく粉末より飲みやすいのが特徴です。保存の強度を保つためにセルロースや乳糖などの添加物が入るため、素材の純度が少し劣ります。

 

「錠剤タイプ」

一般で多く出回っている、いわゆるタブレットがこちら。味や臭いが調整されており、飲みやすさが最大のメリット。その一方で、結合材や着色料、香料などの添加物が使用されているため、素材の純度は低く、本来の成分が損なわれている可能性があります。

 

「カプセルタイプ」

粉末や顆粒をカプセルに入れたタイプ。カプセルで覆われた状態なので、外部の空気から保護され、成分も安定するのが特徴です。また、カプセルで味や臭いをごまかせるため、素材の純度が高い状態でラクに飲めるのもメリットです。

 

「ドリンクタイプ」

いわゆる健康志向の清涼飲料水やドリンクがこのタイプ。吸収率が良く、美味しく飲める反面、保存料や酸化防止剤などが入っていることも。加熱殺菌を行うことから、本来の成分が損なわれている可能性もあります。また、水分が多いため、素材の純度は低めです。

 

飲みやすさを優先するなら、気軽に飲めるドリンクタイプ。味や臭いに難ありでもしっかり身体に成分を届けたいなら粉末タイプ。成分の質は落ちるけど、コスパも良くて飲みやすさを優先するなら錠剤タイプ。自分のライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

見たい!行きたい!知りたい!
「風の時代」を楽しむ
ライフスタイルマガジン
当サイトにはプロモーションを含みます © TEAPOT MAGAZINE