マスクに付いてしまうメイク崩れを最小限に抑える方法

花粉症対策やウイルス予防など、マスクが手放せなくなるこの季節。このコラムでは、マスクを付けると起きてしまう「メイク崩れ」を最小限に抑えるテクニックを紹介します。

メイク崩れの予防は下準備が大事!

普段のメイクでよくあるパターンといえば、ファンデーションやチーク、リップがマスクに付いてメイクが剥がれ落ちてしまうこと。100%防止はムリでも、できる限りマスクにメイクが付かないようにするためには、メイク前のベース作りが大切です。

 

あぶらとり紙で皮脂をオフ

余分な皮脂が顔にあるメイク前の肌は、あぶらとり紙を使って皮脂を抑えていきましょう。使い方のコツは、あぶらとり紙をギュッと押し付けたり、肌に擦らないこと。また、何枚ものあぶらとり紙で皮脂を取り続けると、必要な皮脂まで取ってしまう可能性があるので、1回の使用で2枚以上は使わないよう、やり過ぎには注意してください。皮脂があまりない乾燥肌タイプの方は、皮脂が多いTゾーンとアゴのみでOKです。ちなみに、あぶらとり紙には裏表があり、間違えると効果が半減してしまうのだとか!ザラザラしている面が表ですので、こちらを使いましょう。

 

化粧水で肌を保湿してから下地

メイクの土台となる肌は、とにかく保湿が大切。肌の水分が不足するとメイクが崩れやすくなるので、うるおいのある肌に整えてからメイクに入るのがおすすめです。ここではメイク前の保湿手順をチェック♪

  1. 化粧水をたっぷり付けたコットンを肌に当て、均一に浸透させていきます
  2. 手のひらで顔を包み込むようにして、肌を軽くプレスします
  3. 化粧水がしっかり入って、肌がサラサラになったらメイク下地スタートの合図

化粧水が肌に残っているベタベタ状態でメイクをすると、化粧水とファンデーションの成分が分離してカスのようなものが出てしまうことがあるので、注意してくださいね。

 

 

どうする?メイク崩れ防止テクニック

マスクでメイクが崩れるのは、いくつかの理由があります。例えば、メイク顔でマスクをした状態で動いたときに起こる摩擦、マスクをした状態で呼吸をするときの湿気、肌の乾燥による皮脂分泌など、さまざまな要因があるとされています。このメイク崩れを最小限にするテクニックをまとめてみました。

 

化粧下地はマスクを使う日の強い味方

マスクで最も多いメイク崩れは、ファンデーションが付いてしまうこと。ですが、メイク下地であればマスクに付いても色が目立ちにくく、さらにUV効果や肌の凸凹カバー、毛穴の目立ちや色ムラを整えてくれます。顔全体ではなく、ピンポイントでカバーするとマスクへの付着率軽減に繋がります。

 

ファンデーションは均一に薄く伸ばす

いつも使っているファンデーションがパウダータイプの場合、そのままメイクするとマスクに付いてしまいます。粉タイプよりも、クッションファンデやリキッドファンデなど、液体系のファンデーションを薄く均一に伸ばしてください。

 

ポイントは、「おでこ」「両頬」「鼻」「アゴ」の4箇所にファンデーションを置いてメイクスポンジを使って丁寧に外側へと伸ばしていくこと。近年では、メイクスポンジのバリエーションも増えているそうで、素材や形にこだわってみるのもおすすめです。メイク好きの女性に人気が高いものなら、ファンデの使用量を抑えられて水でサッと洗える「シリコンパフ」や、時間が経っても崩れにくいと評判の「ひょうたん型」パフがあります。

 

コンシーラーを活用する

気になる部分をピンポイントでカバーできるコンシーラーは、マスク着用の際に気になる肌悩みをカバーしてくれるメイクアイテムとしておすすめ。メイク下地よりもさらに強力に、肌のトーンやムラを整えてくれます。

 

チークはメイク持ちの良いクリーム&リキッド

パウダータイプのチークはパウダーファンデと同様、マスクに付きやすくメイク崩れしやすいので控えるのが正解。肌になじみやすいクリームタイプやリキッド系の方が、メイクの持ちもよくなります。練りチークが手持ちにない場合は、リップをチーク代わりにしてもOK。その上から、サッと軽くパウダーチークをなじませると持ちが良くなります。

 

リップにも一工夫

手持ちのリップやグロスは、そのまま使うとマスクにべったり状態に……!「落ちにくい」がウリのティントリップを使うのも方法のひとつですが、リップを塗った後にベビーパウダーを上から指でポンポンと唇にのせてあげると、マットな質感に変身。ベタつきが抑えられ、落ちにくくなります。

マスクを着けてもメイク崩れを予防する方法、いかがでしたでしょうか。100%メイク崩れを防げるわけではありませんが、上記のような工夫をする・しないの差はあるかと思います。ぜひ参考にしてください。

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