まだまだ寒い日は続くけど、外出で気になるといえば「紫外線ダメージ」。ここでは、紫外線によるメリットとデメリットをお伝えするとともに、できてしまったシミやソバカスの対処法について「クリニックで行う本格ケア」と「自宅で行うセルフケア」それぞれお届けします。
紫外線を浴びるメリットとデメリット
「紫外線を浴びたらメラニンが生成されてシミができる」少し美容に詳しい人なら、こんなイメージを持たれているかと思いますが、メラニンは紫外線から肌細胞を守る大切な働きをしています。さらに紫外線もデメリットだけでなくメリットもあるのです。まずは紫外線を浴びるメリットとデメリットからチェックしてみましょう。
〈紫外線を浴びるメリット〉
・骨の健康に必要なビタミンDが生成される
・免疫力が高まる
・セロトニンが生成されてストレスが緩和される
・血行促進や新陳代謝を促す
・体内時計をリセットする
〈紫外線を浴びるデメリット〉
・シミやソバカスができやすくなる
・シワやたるみができやすくなる
・肌が乾燥しやすくなる
・肌荒れを起こしやすくなる
・肌がゴワゴワする
・白内障や網膜細胞に悪影響がでる可能性がある
日々の紫外線対策として、肌に塗る日焼け止めだけでなく飲む日焼け止めもおすすめ。体の内外からケアしておくと上記のようなデメリットが起こりにくくなります。
紫外線で受けたダメージをセルフケアする場合
実際にできてしまったシミやソバカスを自分でケアする際、いくつか注意すべきポイントがあります。たとえば2種類以上のシミがある場合、肝斑がある人なら肝斑治療を行なった後でシミ治療をしないと色素沈着を起こしてしまう可能性があります。間違った順序でケアをしないように気を付けましょう。
また、美白効果が期待できると人気の「ハイドロキノン」を自分で購入して使う人がいますが、使い方を間違えて炎症を起こしてしまうこともあるのだとか。自己流ケアで悪化してしまうケースが近年増えているとも言われていますので、ハイドロキノンを使いたい場合は、美容皮膚科などで自分の肌にあうか診察を受け、処方してもらう方がベターです。
・ゴシゴシ洗顔をしない
・マッサージをしない
・日焼けした日はお風呂は避けてシャワーにする
セルフケアをする際は、上記のよううなケアで肌を刺激する行為をできるだけ避けるようにして、十分な保湿ケアと睡眠をとるようにしてくださいね。
紫外線ダメージの本格ケア方法は？
実際にできたシミやソバカスを解決する一番の近道は、やはり皮膚科やクリニックでの治療がおすすめ。とはいえ一般的な治療法として知られているレーザーは痛みを伴うため「シミは取りたいけど痛いのはイヤ……」という人も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが広範囲にわたる薄いシミにも効果が期待できるレーザーマシン「PICOレーザー」。従来のナノレーザーよりも皮膚深部まで素早くレーザーが到達し、シミの元であるメラニン色素を細かく砕いて体外へ排出してくれます。
・シミ取りモード（シミの箇所にスポットで照射する）
・トーニングモード（顔全体に照射する）
・フラクショナルモード （顔全体に照射する）
上記のように3つのモードがあるから、シミの種類によって使い分けられる優れもの。さらに嬉しいことに肌へのダメージや痛みが少ないためレーザーの痛みがイヤ！という人に人気が高いそうです。
実際にシミ取りモードで照射した直後でも、ほんのり赤くなる程度。3〜4日で軽いかさぶた状態となり、約１週間後にはかさぶたが取れて新しい肌が出てきます。（※個人差はあります）施術も10分程度で終了するので、学校や仕事帰りにサクッと立ち寄ってシミケアができるというわけです。
晴れた日は、予想以上に強い紫外線が降り注いでいます。ぜひ紫外線を予防＆ケアしてくださいね！
