自分の髪質をセルフチェック!クセやうねりの対策方法

毎朝のヘアスタイリングで思うようにいかない髪のうねりやクセ。この機会に自分の髪質を知って、雨に負けないヘアケアを取り入れてみてくださいね。

剛毛?軟毛?髪質セルフチェック!

一生お付き合いしていく自分の髪。プロの美容師にカットやトリートメントをしてもらった日は絶好調でも、毎日のケアやスタイリングは自分でやらなければならないですよね。髪のクセやうねりの改善を目指すなら、まずは自分の髪質を知ることが大事。「硬さ」「柔らかさ」「太さ」「細さ」に分けて考えると、ある程度の髪質チェックができますので、まずは「剛毛タイプ」「軟毛タイプ」どちらに近いか確認してみてくださいね。

 

  1. 自分の髪を1本だけ抜いて指で持ちます

 

  1. 指で水平に持ち、下にだらんと下がるなら軟毛タイプ、そのままなら剛毛タイプの傾向があります。

 

  1. さらに髪を1本指に巻いて手を離した際、すぐに戻るなら剛毛タイプ、巻き付けた形が少し残る場合は軟毛タイプの傾向があります。

 

 

【剛毛タイプの特徴】

・髪の毛の量が多い

・硬くてしっかりしている

・髪の毛が太くゴワつきがある

・髪の根元がザラザラしている

 

 

【軟毛タイプの特徴】

・髪の毛の量がふつう〜少なめ

・細くて柔らかい

・髪の根元がツルツルしている

・枝毛などダメージを受けやすい

 

上記は一般的な見分け方です。個人の髪質により異なるため、剛毛と軟毛の中間髪質を持つ方も少なくありません。また年齢を重ねたり生活習慣で髪質が変わる方もいますので、今の自分がどの髪質の特徴に多く当てはまるかをチェックしてくださいね。

 

 

くせ毛タイプをチェック!

剛毛タイプと軟毛タイプで自分の髪質傾向が分かったら、くせ毛タイプを確認してみましょう。髪のうねりやクセも個人差がありますので、ここでは一般的に知られているくせ毛の種類を紹介します。自分の髪がどのクセ毛タイプに近いかチェックしてみてください。

 

■日本人で1番多いくせ毛「#波状毛(はじょうもう)」

 

遺伝によるくせ毛に多く、日本人の半分くらいが当てはまるといわれているのが波状毛と呼ばれるくせ毛。柔らかな髪質の方に多く、ウェーブパーマのようにウネウネしている「うねり」が出るタイプです。雨に弱く、湿気を含むと変に広がったり膨張しやすくなるのが特徴です。遺伝だけでなく、食生活や睡眠時間など普段の生活習慣が乱れて波状毛になるパターンもあります。

 

・家族または親戚からの遺伝によるクセ

・髪質や柔らかい

・普段からうねりが気になる

・髪がウェーブパーマ状態

・雨の日はうねりが強くなる

・偏った食生活など生活習慣が乱れている

 

 

■スタイリングが難しい「#捻転毛(ねんてんもう)」

 

捻転毛はその名の通り、髪そのものが捻れてしまったクセ毛。見た目は縄のように捻れている状態で、髪の毛が生えている場所により太さや細さが違います。遺伝というケースが多く見られますが、それと同時に過度なダイエットや食生活の習慣など生活環境が影響している場合も。

 

・家族または親戚からの遺伝によるクセ

・ザラつきや凸凹がある髪の手触り

・コイルのようにねじれている

・髪がパサつきやすく傷みやすい

・ブラシに髪が絡まりやすい

・ストレートパーマや縮毛矯正も効きにくい

 

 

 

■触るとボコボコ感がある「#連珠毛(れんじゅもう)」

 

別名「ビーズ・ヘア」よも呼ばれている連珠毛は、髪1本をよく見ると数珠球(ビーズ)が連なるようにボコボコしている特殊タイプのクセ毛。日本人には珍しいとされる毛質で、ブラッシングをすると切れ毛になりやすいことが特徴です。髪のうるおいやツヤ感が目立ちにくく、パサつきが多いクセ毛タイプです。

 

・家族または親戚からの遺伝によるクセ

・あまり見られない珍しいくせ毛

・髪が切れやすい

・数珠が連なっているような毛でボコボコ感がある

・ツヤ感がなくパサパサっぽく見える

・ブラッシングをすると毛が切れる

 

 

■アフロのような縮れた毛「#縮毛(しゅくもう)」

 

波状毛(毛根の捻れ)と捻転毛(毛そのものの捻れ)をミックスさせたのが縮毛。毛髪そのものが縮れており、その多くは遺伝とされていますが、いわゆるアフリカ系の黒人によく見られるアフロパーマの状態が縮毛です。こちらも日本人では珍しい髪質で、細かいクセによりパサつきが目立ちやすい、ゴワゴワしているという特徴があります。

 

・家族または親戚からの遺伝によるクセ

・かなり強いくせ毛

・見た目がアフロヘアー

・ブローやアイロンが大変

・触り心地がゴワゴワする

・パサつきが目立つ髪質

 

 

うねりやクセは人それぞれですが、自分の髪質に近いクセ毛の特徴を知っておくのも大切。ヘアサロンでカットやパーマ、ヘアカラーを伝える時にも役立ちますので、ぜひこの機会に自分の髪質を分析してみてくださいね。

 

 

髪のうねり・くせを和らげるセルフケア4つ

毎日のシャンプーやヘアトリートメント、ドライヤーの使い方で髪のクセやうねりを和らげるためにできる対策とは?簡単にできるセルフケアを紹介します。

 

髪のパサつきや広がりを抑えたい

雨の日や湿気が多い日に悩まされる髪の広がりや膨らみは、いつも使うシャンプーを見直すのがおすすめ。髪の水分が抜けてパサつくと広がりや膨らみが目立ちやすくなるので、髪の水分を補う保湿成分を重視したシャンプーに変えてみるのも一つの方法です。ヘアアイロンをよく使う方、縮毛矯正で乾燥が気になる方はシリコン入りのシャンプーやヘアトリートメントを使うと髪の質感を整えてくれる効果が期待できます。

 

縮毛や捻転毛など特殊なクセをケアしたい

日本人では珍しいチリチリ感やゴワゴワ感が目立つ特殊なクセ毛には、オイル入りのシャンプーやトリートメントがおすすめとされています。近年は天然由来成分のオイルが配合されたものも登場しているので、悩まれている方は試してみるのも◎。また、アミノ酸系シャンプーも頭皮への刺激が少なく、髪と地肌にやさしいといわれています。

 

髪のうねりや頭皮の疲れをケアしたい

クセ毛やうねりを和らげるためには、髪が生える毛根ケアが大事。毛根の皮脂汚れが原因でクセやうねりになる場合もありますので、バスタイムに頭皮マッサージを取り入れてみてください。頭頂部、後頭部、側頭部をそれぞれ指の腹で数分間マッサージする、たったこれだけでも毛根ケアはもちろん、頭皮のたるみやコリ対策にもなります。さらにお風呂でマッサージをすれば血行不良の改善にも繋がり、髪に栄養を届ける毛細血管の働きをサポートしてくれることに。良いことだらけですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

髪の傷みやダメージをケアしたい

お風呂上がり、ドライヤーで髪を乾かすときにありがちなのが、濡れた髪に高温で一気に乾かすこと。ダメージが激しい髪やクセが強い髪は、濡れた状態で60℃以上の熱を当てると柔らかさを失い硬くなってしまいます。高熱でドライヤーを当て続けると髪の捻れやうねりが固定され、クセが強くなってしまう場合があるのです。最近では温度調整ができるドライヤーも登場しているので、クセやうねりが気になる方は60℃以下の温度で乾かすことがおすすめです。

 

 

シャンプーの選び方やドライヤーの温度など、すぐにできるケアから挑戦して自分の髪質が変化するかチェックしてみましょう。いろいろチャレンジした上で、効果の有無をプロの美容師に相談してみると自分の髪に合う新しい対策が出てくるかもしれません。

 

 

 

クセやうねりはセルフケアや生活習慣で和らげることが期待できます。雨の日や苦手、湿気はキライ…と自分の髪をマイナスに考えず、ベストな方法を探してみてくださいね。

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