手の乾燥を見直す!保湿効果につながるハンドクリーム選びとケア方法

肌の乾燥が気になりやすいこの時期で実感しやすいのが手のカサつき。ご飯を食べたりスマホを見たりと毎日フル稼働している手は、指先の摩擦が皮膚のバリア機能を弱め、思っている以上にダメージを受けているんです。今回のコラムでは手の乾燥を見直すとともに、保湿効果につながるケア方法を紹介します。

手荒れ・乾燥度をチェック!

いつもは気にしていない人も、この機会に手の状態をしっかりチェック。症状のレベルごとに解説しますので、自分の手がどこに当てはまるかチェックしてみてくださいね。

 

【レベル1

全体が少しカサつく程度。なんとなく乾燥していると分かるけど、そこまで気にならない。

 

【レベル2

皮がむける、軽くひび割れるくらい乾燥している。

 

【レベル3

乾燥してひび割れが目立つ。指先がゴワゴワで硬く、赤みが目立つ状態。

 

【レベル4

乾燥してひび割れてしまったところから出血している。痛みがあり、皮向けや赤く腫れて荒れている。

 

【レベル5

水ぶくれができたりただれている。痛くて指を曲げられない。

 

レベル3までならセルフケアで改善の見込みあり。レベル4以上の方はすぐに皮膚科へ行くことをおすすめします。セルフケアで対応できる方は、次に紹介する乾燥対策ケアをぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

ハンドケア方法1「手は濡れたままにしない!」

トイレに行った後に手を洗う、汚れたら洗う、料理をする、洗い物をするなど、手を濡らした状況でよくあるのが濡れた手をそのまま自然乾燥で乾かしてしまうパターン。実はこの放置乾燥が肌の水分を蒸発させ、乾燥を招く原因のひとつといわれています。濡れた手はすぐにタオルやハンカチで水分を拭き取り、手に水分を残さない!これが乾燥対策への第一歩です。

 

ハンドケア方法2「正しいハンドクリームの塗り方で保湿効果UP

普段ハンドクリームを塗るとき、どのようにして塗りますか?ハンドクリームを塗る際のNG行動がこちらです。

 

・節約のためハンドクリームを付ける量は少なめ

・手が冷たい状態でハンドクリームを付ける

・ゴシゴシこすりながら塗っている

 

上記のようにハンドクリームを塗っている方は、ハンドクリームの塗り方に見直しを。保湿効果を高めるハンドクリームの使い方を3ステップで紹介します。

 

  1. 塗る前にハンドストレッチ

冷えた手の状態でハンドクリームを塗っても、有効成分が届きにくい状態となります。乾燥を和らげる有効成分をしっかり届けるためにも、手を温めてから使うのがおすすめ。指先や手の甲、手首をストレッチして動かすと血行が促進され、ハンドクリームの有効成分が浸透しやすくなります。

 

  1. 化粧水でプレケア

手も体の一部です。フェイスケアと同じように、化粧水で肌を保湿してからハンドクリームを塗ると、みずみずしいふっくら肌に。

 

  1. ハンドクリームは温めて使う

せっかくストレッチで手を温めたのに、冷たくて硬いままのハンドクリームをそのまま塗ってしまうのはNGです。ハンドクリームは手のひらに出して両手でじんわり温めてあげるのがコツ。温まったクリームで手の甲をやさしく押さえ、ゆっくり馴染ませていきます。このときに余計な力を入れて擦ってしまうと摩擦で肌に負担を与えてしまうので注意してください。指先をマッサージしながら丁寧に揉み込んでいくと、有効成分の浸透率も上がります。乾燥でシワができやすい指先や手首の関節もしっかり塗ってくださいね。

 

 

ハンドケア方法3「洗い物タイムを美容タイムに」

効率良くハンドケアをしたいと思っている方は「ながらケア」がおすすめです。例えば食後の洗い物タイム。化粧水とハンドクリームで軽くマッサージした後にゴム手袋を付けて温かいお湯で食器を洗えば、洗い物をしている時間がそのまま温感ケアになります。洗い物以外でも、お風呂掃除などお湯を使う手仕事を行うときに有効です。

 

 

ハンドケア方法4「スマホやPCを使う人は指先ケア」

スマホやパソコンを長時間使う場合の肌トラブルといえば、指先の乾燥。タッチパネルやキーボードを操作するときに指先の水分が奪われてしまうので、指先のケアを特に意識してみてください。ここで注目したいのが、ハンドクリームの選び方。大きく分けて「効果が持続しやすいけどベタつくタイプ」「効果時間は短いけどすぐに乾くタイプ」と2種類ありますので、スマホを使う方はべたつきにくい速乾性に優れたハンドクリームを選んであげましょう。ベタつきが残るハンドクリームはスマホやパソコンのディスプレイがベタベタしてしまうので、サラッとなじむテクスチャーがおすすめです。

肌が乾燥しやすい今の時期は、顔だけでなく指先までのケアがキレイをキープするポイント。360度どこから見ても、うるおいのあるお肌を目指してくださいね。

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